ベトナムでの肝炎対策

 本日はいくつか打ち合わせがございましたが、その中の一つ。
外務省 日ベトナム特別大使、および、厚生労働省 肝炎対策国民運動特別参与としてのお仕事の一つとして、ベトナムの肝炎対策のため、外務省の方々より、ベトナムの肝炎対策の現状のレクチャーを受けました。


 現在、ベトナムではB型肝炎にかかっている大人が多く、それが問題になっております。WHOの報告によりますと 人口の10%である860万人が感染しているといわれているそうです。


 杉さんがベトナムにいった際、ベトナムの大臣と肝炎の話になり、ベトナムの大臣も「実は私の妻も治療を受けて…」と肝炎対策の話をしておりました。ベトナムとしても肝炎対策に力を入れなければならないとことを申されておりましたが、実際に、ベトナムは対策に取り組み、2011年時点での生後24時間以内のワクチン接種率は55%(2007年は27&)、3回接種率は95%(2007年は67%)と、かなり改善がされてきているそうです。つまり、感染者は多いものの、新しい感染者の予防対策が取られているということです。


 今は肝硬変を治す治療も開発されてきているそうで、医療は本当に日々 進歩・発展しているものですね。