6月1日 全国矯正展にて

 6月1日に「第60回 全国矯正展」が開催され、法務省 特別矯正監としてテープカットに出席してきました。
今回は60回目の節目ということもあり、石田純一法務省矯正支援官、大川栄策法務省矯正支援官、桂才賀法務省矯正支援官、コロッケ法務省矯正支援官、高橋みなみ法務省矯正支援官、Paix2法務省矯正支援官、MAX法務省矯正支援官らも出席してくださいました。

 まずは、会場内を視察。


 そして、必ず寄るのがここ、犯罪被害者を支援するの会のエリアです。


 そのあと、テープカットでは「受刑者がいるということは、被害者がいるということ。そのことも忘れないでほしい」と語りました。

来年は刑務所慰問・視察を始めて60年。長年、刑務所を見てきたからこそ、提言できることを法務省に話し、再犯が起きないようにするために
どうすべきかということに取り組んできています。それでも、なかなか改革が進んでいないのが現状で、

 「なぜ、そのような犯罪を?」と犯罪動機が不純な事件が多くなってきているこの世の中、
実際のところ、矯正は簡単にできるものではありません。
再犯を起こさないようにするためには、根気強いカウンセリングが必要になってきているのが現状です。
そのためにどうするのか、地道に取り組んでおりますが、物事を発信するマスコミが刑務所の現状、
被害者の想いを理解しきれていない状態で報道されてしまっている部分が多くあり、
そのあたりも どのように改善していくかを考えております。