アジア国際子ども映画祭
今年もこの時期がやってまいりました!先日より、打ち合わせや塾の合間をぬって、「アジア国際子ども映画祭」に出品される子供達の作品を審査しております。
今年の参加国は昨年よりさらに増え、日本を含めて16か国・地域です。
インドネシア、カンボジア、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス、東ティモール、シンガポール、韓国、チャイニーズタイペイ、モンゴル、中国そして日本。作品を見ていて毎年感じるのですが、本当に国によって作品性が違い、なぜか、その国々と特色が見えるので、大変 面白いんです。
今年のテーマは大変思い切ったテーマで「いじめ」でした。
作品をみて、いじめ方は 世界共通だと思いました。
暴力はもちろん、足でひっかける、いじめられている現場を携帯で撮影し、
ネットで発信する、など。ただ、いじめの実態を描写する作品は多かったのですが、
一方で何がきっかけでいじめが起こるのか、また、何がきっかけでいじめが解決されたがが表現されている作品が少なく、やはり「いじめ」について考えたとき、具体性について考えるのは難しいことなんだ、だから、なかなかいじめがなくならないのかな、と思いました。
あぁ、今年も皆様からの作品で大変 学ばされることが多かったです。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。