松村雄基さんが 杉良太郎演劇塾を見学に。

 1月大阪・新歌舞伎座での舞台「樅ノ木は残った」の舞台で共演した松村雄基さんが出演中の舞台の休演日という貴重なお休みの日にも関わらず、杉良太郎演劇塾に見学に来てくださいました。


 塾生の皆様に素敵な差し入れまで持ってきてくださいました。


 松村さんがファンクラブ皆様向けに書かれている会報に、「樅ノ木は残った」に携わって感じたことなどを綴った文章があり、拝見させていただいたのですが、
稽古期間を含め、舞台公演中に杉さんが松村さんに対して指導していたことが
見事にまとめられていて、役者の皆様にはためになる内容となっており、
スタッフも改めて、心に受け止めてくださっていたことに嬉しくなった次第です。

 
 せっかくなので、ここに少しご紹介させていただきます。
「”稽古に入る前に一度会いたい”とのことで、12月の初旬に杉さんの事務所を訪ねた。−中略ー約1時間の話の中で繰り返しおっしゃったのが”稽古は厳しいよ!今までの松村雄基を捨てる覚悟がないと務まらないよ!”ということと”一生に一度あるかないかの、役者としてやりがいのある役だから、とにかく頑張るように”ということ。強烈だったけれど、全くイヤな感じがなく、むしろ情熱や暖かさを感じて気合が入った」

「杉さんは独学で、今の芝居のノウハウを体得してきたのだという。
あの自信と誰もが納得する力量は、僕などが想像することもできない苦労を
重ねた結果なのだろう。そしてそのノウハウを、杉さんは後進の僕らに惜しみもなく教え、伝えてくれるのだ。確かに厳しい。手こそ出さないが、老若男女を問わず、努力を怠る者、真剣でない者には容赦のない叱責が飛ぶ。しかし僕は、その言葉の裏や底に、ぬくもりや愛を感じることが多かった。顔を紅潮させて、血圧上げまくって熱血指導する杉さんは、本当に人が好きなのだと思う」


 他にもまだ 感動するエピソードが載っていましたが、今日はここまで^^