ケア フレンズ岡山主催の講演

昨日 2月26日は岡山で講演してきました。主催はケア・フレンズ岡山さん。会場には約800名近くの方々でいっぱいになりました。


一昨日は千葉に行って講演をしたのですが、そのときは白いスーツ。今日はどうしようかなと迷って、紺のスーツに水色のネクタイで登場されました。


故福田たけお先生のモノマネをしながら 昔 杉さんの福祉活動を良く理解してくださったときのことを話され、このように活動に対して理解、応援してくださった方がいてくれたおかげでいままで続けてこられたという話から始まりました。
(杉さんの故福田先生のものまねはとてもよく似ているそうです。私は故福田先生にお会いしたことがないのですが…)

 宮中に呼ばれたときに 法務省特別矯正監として刑務所視察野話をしたこと、刑務所の臭い飯はなぜそのように言われるようになったかなど(神戸新聞東京新聞の連載記事にもかいてくださっていたときがありましたよね!(^^)!


 そして 今 刑務所の中では高齢化が進み、問題になっていることを語ってくださいました

 「刑務所では 米70%、麦30%という健康食、フルーツなどのデザートは出るし、週末にはぜんざいが出たり、一度入ったら糖尿病はすっかり治って出所できるでしょう」(→会場 笑)


「シャンプーや石鹸がない人は国から借りることができるし、至れり尽くせりの施設です。」


「今、男性施設は少し入れますが、女性施設は満室です。だから今、この時期は入居は避けていただきたい。」(→会場 笑)

「そして現在は中の下ほどの介護施設のような状態になっている。刑務官はまさか自分が介護士のようなことをするようになると思っていなかったでしょう。」


「そこで僕は提案しているのですが、受刑者に介護福祉士の勉強をさせ 受刑者が受刑者を診るようにするのがいいのではと。」(→会場より拍手)


このようなかんじで1時間の講演は大拍手の中 終わりました(^^)