北九州市民文化大学で講演してきました☆

本日は北九州市民文化大学で講演をしてきました。

 


「大学」と名前がついていても、大学ではありません。市民の方々が語らいあって発足させた「市民講演会」です。市民の手作りで、主旨に賛同する方々が会費を出し合い、月に一回(年10回の講演会)、全国的にご活躍されている方々をお招きし、講演を聴講されるという会だそうです。


 そして、杉さんは今期のトリの講師としてお声をかけていただきました♪


 福岡空港で降りて、小倉にある北九州芸術劇場まで、約1時間の長い道のりを車で移動。今日は天候が良くなく、飛行機が20分遅れての着陸となり、会場に着いたのは13:30からの講演15分前。
スタッフの方が気を遣ってくださり、「お食事をされる時間がないので、開始を15分遅らせましょうか」とおっしゃってくださいました。それでも、会場にはすでにお客様がお越しくださっていたので、
お茶菓子だけいただき、お言葉に甘えて5分だけ遅らせての講演開始と
させていただきました。


 小倉といえば・・・「無法松の一生」ですよね^^
講演のスタートはそんな話からはじまりました。「『無法松の一生』は脚本が良く、僕も好きで、今でもコンサートで歌とともに台詞を言う時があります。あの人は人の奥さんを好きになってね・・・今は違いますが、当時は時代が時代。そんなことあってはならないこと。でも松五郎はその好きになった奥さんのためにも、その子供のためにも
一所懸命働き、少しずつ貯金をする。けれども、最後はその子供にもうっとおしがられ、貯金通帳を握りながら死んでいくんですね。・・・これは僕と重なるのかな〜なんてこのごろ思うんです」
ー会場 (笑)


 そして、15歳で初めていった刑務所慰問のときの話、熊本の菊池恵風園の話など、これまでの様々な体験を語っていらっしゃいました。

 
 (写真が小さくてごめんなさい。)

  

 最後は「こうして皆様にお会いできるのも、何かの縁ですので、
ご質問があったらお伺いします」と質疑応答の時間に。

様々な質問がありましたが、ある人は「子供を育てるのにアドバイスを」との質問。杉さんは「こびを売らずに、あいさつ、礼儀などのしつけはきちんと教えなくては駄目。お薦めするのは、幼いうちから毎日一時間正座させて必ず勉強をさせること。そうすれば、自然と勉強も頑張るようになる。勉強することがその子にとって当たり前なことになるんでしょうね。」


 また、「腰は大丈夫ですか?」という質問に、いつもよくお話される腰が痛くならない体操を実演され「良い質問をしてくださいましたね^^これで今日お越しに成られた方は得をしましたね」と会場を笑わせました。


 今日の福岡は本当に寒く、さらに風もきつく驚きました。
飛行機のダイヤが少し乱れる中、無事に飛行機も飛び、
帰京致しました。


 皆様の地域にも、この市民大学のような講座があるのでしょうか?
そのような場で講演する機会が増えれば、コンサート、茶話会以外おで、少しでも皆様にお会いできますよね^^そうなるようにスタッフが頑張らなければ!!