小さな約束@

 10月ベトナムに行ったときのこと。
今回より新しく職員として働いていらっしゃったベトナム人の方より「妹が日本で留学するため、今月より日本で勉強しています。杉さんの大ファンで これから受験が始まるのですが、励みにするので、どうしてもサインがほしいと頼まれています。」とサインを頼まれました。


 良く話を聞くと、その妹さんは、以前、ベトナムでの子ども映画祭で司会を務めてくれていた子で、とても日本語が上手だったので杉さんが「あのような子が将来、日本とベトナムの友好関係発展のために政府機関で働いてくれたたいいね」と話していた子だったのです。

 
 そして、「これしか紙がなくて・・・」と便箋を渡されたのですが、どうせならちゃんと色紙に書くよと帰国後にサイン色紙をお送りすることを約束して、帰国しました。

 
 数日後、その子の日本滞在住所の連絡が来て、すぐにサイン色紙を送りました。
すると早速、その子からお礼の連絡がありました。
「私の夢は杉大使のような日本とベトナムの架け橋になることなので、杉大使に『日本大使館で働いてほしい』と仰っていただき、とても光栄です。杉大使のお言葉に応えられるように一生懸命勉学に励みます」

 
 この子は元々、日本に住んでいた経験があるのですが、これまでの杉さんの福祉活動に感動していて、さらに「遠山の金さん」などの芝居も大好きだそうです。また、『大好きふるさと』『矢立の杉』の曲には心強く打たれましたとも書いてくれていました。

 
 そして、そのお姉さんからは
「杉大使のような立場がある方が、小さな約束まで覚えてくえれていたことに
本当に感激しました。これが杉大使がここまでこられた元ではないかと思います。
私も見習わなければならないと思いました」とお礼がありました。


 杉さんが公演のときにも話をされていましたが、
「自分のできることに心をのせて、相手へ渡す」、「小さなことでも相手のことを想い、忘れないこと」が人と人をつなげる大切なことなのかも知れませんね。

 
 皆様もご存知のとおり、杉さんはどんな小さなことでも、口約束でも、約束をしたことは必ず守る人です。(その代わり、守れなさそうな約束は、交わしませんが・・・^^)


 本日の心温まるエピソード『小さな約束』でした♪