日本がベトナムとレアアース共同合意、原発2基受注へ

 皆様!今朝の新聞をご覧になりましたでしょうか?


 各紙によると昨日、ベトナムのグェン・タン・ズン首相と管直人総理が会談を行い、
ベトナムにあるレアアースを共同開発することで合意。さらにベトナム国内で進めている
原子力発電所2基の建設を日本が受注することも決まり、政治・外交に加え、防衛・安全保障面を含む日越戦略的パートナーシップ対話を12月に始めることでも一致したとか。


 この案件、なんと、10月1日から杉さんがベトナム経済産業省の特使的存在として
ベトナムに行き、ベトナムの各要人にお願いをしてきた案件なのです。
 中国がレアアースを日本に対して禁輸をし始めた時期、タイミングが悪く、ベトナム
滞在する日本国特命全権大使は新しく着任したばかりで、まだ大使として動けない時期でした。そのときに偶然にも杉さんがベトナムに行く予定になっていたため、
長年の杉さんのベトナムでの活動を頼りに、レアアース原子力発電所の案件がうまく
まとまるように働きかけてほしいと頼まれたのです。


 杉さんは以前よりずっと「ベトナムは大切な国。ODAを用意してあげているという気持ちではなく、今はこれだけしか出せませんが、どうぞ使ってくださいと、謙虚な気持ちで、さらには心をのせて渡さなければならない。」とベトナムの重要性を語ってきました。
 今回のことで「兼ねてからベトナムに助けられる日が来ると言っていたが、その時期がこんなに早く来るとは誰も思っていなかったでしょう」と話す場面も。


 杉さんが要人と話をされるときはいつも「建前はいりません。本音で話しましょう」と
心と心をぶつけながら、会談をされます。ベトナムとの21年という長い付き合いから築かれた厚い信頼が、これまでの両国の友好関係を築き上げたといっても過言ではありません。

 
 外交はお互いの信頼、そしていかに良い人間関係を築き上げるかが重要だそうです。
国と国といっても、それは人と人との付き合いの延長線。いかに相手国の人々と信頼関係を築けるかが、外交をうまくやっていくコツなのだそうです。

 昨日、管総理御一行が帰国されましたが、同行されていた方や、そのほか、近日ベトナムに行かれていた方々より、「ベトナムの各要人に会うたびに『杉大使がベトナムと日本との関係のためにとても活躍された。杉大使はベトナムの友人です』ということや『杉大使に宜しくお伝えください』という言葉が出てくる。杉大使のベトナムでの影響力に驚かされるとともに感心させられました」という話を聞きました。


 このように杉さんのご活躍はなかなか表には出ておりませんが、皆様、
これからも杉さんの活動を応援してあげてください^^