法務省特別矯正監 委嘱式

梅雨入りしたというのに、東京は晴れの日が続いております。
気温も暑くなり、夏も もう目の前ですね。


 今日は14日に行われた法務省特別矯正監の委嘱式と
その後に行われた定期懇談会のことをお届け致します。



法務省大臣室にて11時から行われた委嘱式。
千葉景子法務大臣より委嘱状を渡されます。
任期は2年。平成24年5月15日までの任期となっています。
(だから2年後にはまた委嘱式が行われますね(><))




 毎回、委嘱状とともに、手帳もくださいます。


=======================================

 そして、その後は法務省矯正局長をはじめ、矯正局の方数名と
定期懇談会を行いました。矯正局から矯正施設の現状に関し
報告があり、それについてどのように改善していくかというのを話し合う会です。



 今回は
  ①高齢受刑者の現状
  ②少年矯正を考える有識者会議
 に関しての報告でした。

 最近の新聞やTVのニュースを見ていてもおわかりでしょうが、
近年、男女とも高齢者の受刑者が増加しています。
それらの方は過去に受刑歴を持つ「再入者」が多く
平成20年度では 53.9%が再入者だったそうです。
 また、一般高齢者と比較して、高齢受刑者は配偶者のいる方が少なく、
有識者も少ないというデータが出ています。
 満期釈放で出所をしても、適当な帰住先がない方が多く、出所後に
生活に困窮することが多く、再入所につながります。
 (情報の出典:平成20年版犯罪白書


 これらをどう改善していくかが話し合われました。