法務大臣特別表彰

 昨日、谷垣法務大臣より「法務大臣特別表彰」を頂戴しました。
 

 昭和35年、15歳のときに刑務所など矯正施設の慰問を始め、それから55年にわたって活動を続けてきました。当時はまだ、役職がないので、民間人としての活動しかできず刑務所内の視察ではなく、再犯防止のために受刑者に対しての講和を続け、さらには「明日の詩」を中心に歌を通しても、矯正を促してきました。


 その後、それらの活動が認められ、法務省より「名誉矯正監」「特別矯正監」の委嘱を受け、受刑者に対してだけでなく、刑務所で働く職員のための意見交換や、刑務所視察、再犯率が少しでも減るように様々な活動をしてまいりました。

  
       


「昔は『生活のため』とやむを得ず犯罪を犯してしまう方が多かった、でも今は、わけがわからない理由で入所する人が目立つ。犯罪傾向が天と地違うので、それ時代、時代に合わせて矯正を行っていく必要がある。職員が仕事に誇りとやりがいを持てるよう、それぞれの犯罪傾向に対する専門官を育て、刑務所が ただ刑期を終えるための場所ではなく、再犯をさせないように矯正する施設になるようにしていかなければならない」

 
 昔は「おこがましいから」とまるで隠れるかのようにこのような活動をしていたので、最近になってこのように、杉さんが長年 続けてこられたことを皆さんに知っていただけるのは、事務所スタッフとしても大変嬉しく思います。