杉さんのベトナムの子供が無事に回復!!

 実は昨年12月、杉さんのベトナムの子供の一人が口腔癌と診断され、
ハノイ市内の病院で治療を行っていました。その子のなくなったお父さんも 同じく口腔癌で亡くなっていることと、まだ学生で年齢が若いことから 治るかどうかとても心配している中で、今回の舞台「樅ノ木は残った」の舞台稽古をしていたのです。


 一度、日本に連れてこようと、パスポートをとらせたり、VISAの発行手続きもしかけましたが、年末ということもあるのと、海外からの人を受け入れるにはいろいろな制限があり、病院がなかなか決まらない状況だったので、そのままベトナムで治療を続け、様子を見ることにしました。


 その間、偶然にも隣町の孤児院の子供も同じ口腔癌で亡くなってしまったそうで、その子からは「とても不安でいっぱいだ」と連絡がありました。「お父さんがついてるから大丈夫!」と伝え、引き続き治療を続けさせました。


 舞台公演中もベトナムと連絡をとり、様子をうかがっていた中で、
知人のお医者様より3月上旬に専門の先生がハノイ近郊に別件の治療で
ベトナムにいくので、そのときに診察をしてくださるとのお話を頂戴しました。早速、その準備をしていると・・・


 何と今日の診断結果で無事に癌がなくなったとの報告が(^^)
しかも先日、杉さんの友人の一人でもあるべトナムの公安副大臣
お土産を持って、お見舞いに来てくださったとのこと。
舞台中心配ごとが一つ解決されて、ホッとした一日でした。