佐賀少年刑務所、長崎刑務所を視察

 先週、法務省特別矯正監として3月23日に佐賀少年刑務所、24日に長崎刑務所を視察してまいりました!!


 長崎刑務所は高齢受刑者などに対する社会復帰支援指導がしっかりと
取り組まれており、職員が受刑者を矯正することにやりがいと誇りを
持っている素晴らしい施設でした。


 刑務所と地域生活定着支援センターなど4者が連携して
受刑者の社会復帰を助けるプログラムを行っているそうです。
 たとえば、出所後に身を寄せる場所がないまま、孤立し、再び犯罪を犯すケースを
防ぐための、服役中から更生保護施設を見学させ、
「福祉」に触れる機会を作ります。そうすることで、再犯を犯すのではなく、
社会の福祉に助けられながら社会復帰できることを
身を以て学ぶことができるそうです。


 長崎刑務所を視察したことが毎日新聞西日本新聞
掲載されていました。
 その一部をご紹介します。************************************************

杉良太郎さん、刑務所訪問−−諫早 /長崎>


 受刑者らの更生支援に長年携わり、法務省から「特別矯正監」を委嘱されている俳優の杉良太郎さん(67)が24日、長崎刑務所(諫早市)を訪問。受刑者に自身の生い立ちや経験などを語り「皆さん、人生がもったいない。娑婆(しゃば)で生きましょうよ」と呼びかけた。


 杉さんは53年間で全国55カ所の刑務所を視察・慰問し、高齢受刑者の処遇見直しや更生支援などを訴えてきた。長崎刑務所は全国に先駆けて福祉関係者らと連携し、高齢・障害のある受刑者を円滑に社会復帰させる更生プログラム作りに取り組んでいる。所内を視察した杉さんは「取り組みの一つ一つが理にかない、感激した。この動きは全国に広めていかなくてはならない」と話し、講話の後「すきま風」などのヒット曲も披露した。


 下記URL参照
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20120325ddlk42200231000c.html